D.トランプ氏、最終日はドラールに登場
2016年3月6日(日)午後3:24
現地時間5日に第3ラウンドの競技を終えた世界ゴルフ選手権(WGC)シリーズ、WGC-キャデラックチャンピオンシップ。その舞台であるフロリダ州のトランプナショナルドラールを所有するドナルド・トランプ氏が、自身の公式ツイッターで大会最終日に会場を訪れることを明かした。米ゴルフ専門誌『ゴルフダイジェスト(電子版)』など複数のメディアが伝えている。
最終日に向けて盛り上がりを見せる同大会では、ゴミ箱からカクテルナプキンまで至るところに米大統領選の共和党候補指名争いをリードするトランプ氏の名が記され、売店では「Make America Great Again(米国を再び偉大な国に)」という同氏のスローガン入りキャップも販売されているが、同氏は今週まだ会場に訪れていなかった。
しかし、かねてからトランプ氏は、選挙活動の公式スケジュールが空白となっていた日曜に会場に現れるものと見られており、大統領候補が登場することについて同大会に出場中のバッバ・ワトソン(米)は「選挙の最中だし、いつもとは違う騒ぎになる」とコメントしていた。ここ数年と同じくヘリコプターで会場入りするかはさておき、例年通り優勝者にトロフィを手渡すことになるようだ。
なお、同大会は第3ラウンドの競技を終えて、世界ランキングNo.3のローリー・マキロイ(北アイルランド)が通算12アンダー単独首位。昨季大会でトランプ氏からトロフィを受け取ったダスティン・ジョンソン(米)は、アダム・スコット(豪)と3打差2位タイに並んで最終ラウンドを迎える。米ツアーは来年以降の同大会開催地の変更も示唆しており、見納めとなる可能性もある“ブルーモンスター”だが、最終日が大きな盛り上がりを見せることは間違いないだろう。