オーガスタナショナルで50歳の誕生日を迎えるデービス・ラブIII（米）だが、チャンピオンズツアー入りは考えていないことを現地時間15日に明かした。

　1997年の全米プロゴルフ選手権チャンピオンで、昨年のライダーカップ米国チーム主将も務めたラブIIIは、マスターズウイークの来年4月13日に50歳となる。レギュラーツアー（米男子ツアー）は今季で29シーズン目を迎え、メジャー1勝を含むツアー通算20勝、生涯シードも獲得している。だが、今年は首の手術のためにおよそ3か月を棒に振り、初めて賞金ランキング100位以内に入れなかった。

「アベレージヒッターであろうとショートヒッターであろうと、私は自分の誕生日が待ち遠しいよ。でも、まだここ（レギュラーツアー）でプレーすることにエキサイトしている」と、まだシニア入りへの気持ちがないことを告白したラブIII。すでに開幕している2013-14シーズンにさっそく出場しており、ビッグトーナメントへの出場権獲得を目標に掲げて戦っている。

　開幕からの2試合はいずれも思うような結果が出せなかったものの、メジャーやWGCへの切符を手にするために燃えており、この先どんなプレーを見せてくれるのか、ファンも楽しみにしている。