石川20位タイ発進! 松山は体調不良で棄権…
2013年10月18日(金)午前11:23
石川遼が猛烈なバーディ合戦に必死でしがみついている。
米男子ツアー2013-14シーズン第2戦、シュライナーズ・ホスピタルズ for チルドレン・オープンは毎年、好スコアが続出するTPCサマリン(ネバダ州)がその舞台。現地時間17日に行われた第1ラウンドは、コースレコードの11アンダー60を叩き出したJ.J.ヘンリー(米)が単独首位に立ち、アンドレス・ロメロ(アルゼンチン)が1打差の単独2位で追走。バーディを大量に奪う選手が続出する激戦となっている。
そんな中、先週の開幕戦、フライズ・ドットコム・オープンで好位置につけながら、最終日に踏ん張りきれず21位タイに終わった石川は、さらに上位を目指して出場。ところが、この日10番からスタートし16番までスコアカード通りのゴルフを続けたあと、17番でボギーを先行させてしまう。それでも18番でバーディを奪い返すと、ラウンド終盤に奮起。上がり5ホールで4バーディを奪って4アンダー67で回り、首位のヘンリーとは7打差ながら20位タイにつけた。
バーディが量産できるコースとあって、まだまだ十分に逆転優勝が狙える位置。もちろんライバルたち全員にもチャンスがあるため気は抜けないが、昨季とは違い、シーズン序盤から飛ばして行く可能性を大いに感じさせた。
一方、前週3位タイに入りツアー初Vが期待された松山英樹は体調不良のためスタート前に棄権した。日米を行ったり来たりし続けた後、ザ・プレジデンツカップに出場。その後、米ツアーの新シーズンに挑んだ疲労がたたっての胃炎のようで、大会前日も休養をとっていた。初日の朝もコースには姿を見せ、練習場でボールを打っていたが、残念ながら出場は断念した。