A.スコット、マスターズでのメジャー初制覇に意欲!
2013年3月20日(水)午前10:43
アダム・スコット(豪)が、マスターズの舞台であるオーガスタナショナルGC(ジョージア州)のコンディションを絶賛した。スコットは、大一番まで約1か月となった先週初め、アーニー・エルス(南ア)とともにオーガスタに赴き練習ラウンドを行っていた。
「この時期に僕が見た中で最高の仕上がりだと思う。日中は暖かく、夜は冷えるいいコンディションだったのだろう。時には芝が伸びきっていないことがあるのに、今年は素晴らしく育っていた。これこそオーガスタ、パーフェクトだったよ!」と、笑顔で口にしたスコット。その裏には、初のメジャータイトルへの思いと自信が見え隠れする。
「これまでずっと僕はメジャー重視というわけではなかったんだけど、今ではメジャーを大切に考えてる。今こそ僕の番だ。成功への道はそれぞれ違っている。ミケルソンは何度も何度も(メジャー制覇という)ドアを叩き続けて、ついにそれを開いた。僕は今、自分のゲームがそういうポイントに来ていると思う。自分がベストだと信じることに努力して、出来れば最初のメジャータイトルを獲りたい」と言い切ったのだ。
昨年の全英オープンでは単独首位で最終日を迎えながら、15番からの大事な上がり4ホールでボギーを叩いて自滅。エルスにメジャー4勝目を“献上”する形となってしまったスコットだが、その相手とともに訪れたオーガスタでは様々な思いがよぎったに違いない。2011年には最終日に『67』をたたき出して2位タイになっているが、今度こそグリーンジャケットを自分のものにしようと意気込んでいる。
尚、世界中のファンが注目するゴルフの祭典は、現地時間4月11日に開幕する。