石川遼が魅せた! ホールインワン&イーグルで8位タイ浮上!
2013年3月10日(日)午前10:41
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昨年単独2位に入った相性の良い大会で、石川遼が米男子ツアー自身初のホールインワンを達成しトップ10圏内に躍り出た。
世界ゴルフ選手権(WGC)シリーズの今季第2戦、キャデラック選手権(7?10日/フロリダ州、TPCブルーモンスター at ドラル)と同週開催の米男子ツアーのプエルトリコ・オープン(プエルトリコ、トランプインターナショナルGC-プエルトリコ)は現地時間9日、第3ラウンドの競技を終了。31位タイからスタートした石川は首位に6打差の8位タイに急浮上し、最終日に上位進出を期待させる好ポジションをキープした。
前日にシーズン2度目の予選突破を果たした石川。出だしの1番でボギーを先行させたものの、2番と5番でバーディを奪って盛り返すと、迎えた236ヤードの8番パー3で見せ場を作った。この日はピンまで183ヤードに設定された同ホールで、6番アイアンで放ったティーショットがそのままカップに吸い込まれ、2010年のパナソニックオープン2日目、2011年11月の三井住友VISA太平洋マスターズ最終日に続くキャリア3度目のエース(ホールインワン)をマークしたのだ。
その後15番パー5でイーグル奪取にも成功。さらに上がり2ホールを連続バーディで締めくくる好調なゴルフで6アンダー66の好スコアを叩きだし通算12アンダーとして、首位に6打差の8位タイにつけた。
前日まで首位を走っていたアンドレス・ロメロ(アルゼンチン)が3つスコアを落とし通算11アンダー15位タイに後退する中、同じアルゼンチン出身のファビアン・ゴメスが通算18アンダーまでスコアを伸ばしスコット・ブラウン(米)と並び首位の座を分け合った。この2人に4打差の3位タイに11番でホールインワンを達成したジョーダン・スピース(米)らが続いている。
今季欧州ツアーを主戦場に戦う全米アマチャンピオン、ピーター・ユーライン(米)は石川と同じく通算12アンダー8位タイ。またこの日6アンダー66のチャージを見せたカミロ・ビジェガス(コロンビア)が6アンダー66で35人をごぼう抜きし18位タイに順位を上げている。
尚、もう一人の日本勢、今田竜二はカットラインに1打足りず無念の予選落ちに終わっている。