世界ゴルフ選手権（WGC）シリーズ初優勝の効果は絶大だった。

　大雪に見舞われるなど、難しいコンディションが続いた同シリーズのシーズン初戦、WGC-アクセンチュア・マッチプレー選手権で米男子ツアー通算5勝目を飾ったマット・クーチャー（米）が、米国時間25日発表の最新世界ランキングで23位から8位にジャンプアップした。

　大会連覇を狙ったものの、アメリカ人対決となった決勝戦で惜しくもクーチャーに敗れたハンター・メイハン（米）は、25位から21位に順位を上げるにとどまっている。

　同大会3位で今季への期待をにじませたジェイソン・デイ（豪）は43位から35位に浮上。3位決定戦でデイに敗れたイアン・ポルター（英）は13位から10位へとランクアップした。

　1位ローリー・マキロイ（北アイルランド）、2位タイガー・ウッズ（米）、3位ルーク・ドナルド（英）の上位陣に変動はない。

　日本勢では藤田寛之が46位、石川遼が89位、谷口徹が92位といずれも前週までと変わっていない。