今田が3位タイ好発進! P.ミケルソンは57位タイ
2013年2月8日(金)午前11:16
今田竜二が再び米男子ツアーを主戦場に戦うために最高のスタートを切った。
同ツアーのAT&Tペブルビーチ・ナショナル・プロアマは現地時間7日、カリフォルニア州のぺブルビーチGL(PB/パー72)、モントレー・ペニンシュラCC(MP/パー70)、スパイグラス・ヒルGC(SH/パー72)の3コースを舞台に第1ラウンドの競技を終了。ハンター・メイハン(米/PB)が6アンダー66、ラッセル・ノックス(スコットランド/MP)が6アンダー64で首位タイに立ったが、今田もモントレー・ペニンシュラCCを回って5アンダー65。ノ・スンヨル(韓)ら6人とともに3位タイグループにつけた。
この日10番スタートの今田は後半6番までで3バーディ、1ボギーとまずまずのゴルフを見せたが圧巻はここから。7番からの上がり3ホールを連続バーディで締め、一気にリーダーボードを駆け上がった。昨季は賞金ランキング181位と低迷し、8年間守り続けたツアー出場権を喪失。今年は出られる試合で稼ぐしかない状況に追い込まれている。だが、ツアーフルフィールド開幕戦のソニー・オープン・イン・ハワイでは予選落ち。後がない中でのこのプレーを何とか今後につなげたい。
一方、プロアマ形式の大会を楽しみながら、4アンダー68で初日を終えたのがリー・ウェストウッド(英/PB)だ。一緒にプレーするパートナーは10歳のときゴルフ場に連れて行ってくれた父のジョンさん。温かいムードの中で首位と2打差9位タイから今季初優勝を狙う。
前週のウェイスト・マネージメント・フェニックス・オープンで圧勝したディフェンディング・チャンピオンのフィル・ミケルソン(米/MP)は1アンダー69の57位タイ。2日目以降の巻き返しが期待される。
また、薬物疑惑の渦中にあるビジェイ・シン(フィジー/PB)、パドレイ・ハリントン(アイルランド/SH)はイーブンパー72の79位タイと出遅れている。