石川予選突破ならず… 単独トップにS.スターリングス
2013年1月20日(日)午前10:53
- この記事のキーワード
石川遼の今シーズンアメリカ初戦はほろ苦い結果に終わってしまった。
米男子ツアー第3戦で本土初戦のヒューマナ・チャレンジは現地時間19日、カリフォルニア州、PGAウエストのパーマーC(PP)、ニクラウスC(NP)、ラキンタ(LQ)の3つのコースを舞台にプロアマ形式による第3ラウンドの競技を終了。前日の130位タイから巻き返しを誓ってニクラウスCを回った石川は3バーディ、2ボギーの1アンダー71の平凡なスコアに終わり通算3アンダー止まり。順位を5つ下げ135位タイで決勝ラウンド進出を逃した。
カットラインが通算10アンダーだったため、前日「少なくとも6アンダーを出したい」と語っていた石川の目論み通りのプレーをしても予選突破は難しかったが、プロアマ形式のため通常よりやさしいセッティングの中、3日間を通して60台が出せなかったのが悔やまれる。
一方上位はバーディ合戦の様相を呈した。単独トップに立ったスコット・スターリングス(米/NP)は前半と後半でそれぞれ1個ずつイーグルを奪った他、5バーディを追加し9アンダー63と爆発。通算22アンダーまでスコアを伸ばし「ラウンド中は攻めることだけを考えた。1つバーディを獲ると、もっと、もっとという気持ちになった。明日もこの調子で伸ばしていきたい」とツアー3勝目に照準を合わせた。
スターリングに遅れること5打差の2位タイに前日のトーナメントリーダー、ロベルト・カストロ(米/LQ)、スチュワート・シンク(米/PP)、チャールズ・ハウエルIII(米/PP)らがつけ、ツアー2年目のベ・サンムン(韓/NP)が通算16アンダーでケビン・スタドラー(米/PP)、この日『62』の猛攻を見せたブライアン・スチュアード(米/NP)らと並び7位タイの好位置をキープした。
尚、今大会過去2勝の実績を持つ注目のフィル・ミケルソン(米/PP)はこの日ノーボギーの6アンダー66をマークし、通算11アンダーで前日から38ランクアップの53位タイで予選をクリアしている。
ヒュマナチャレンジ放送予定
http://www.golfnetwork.co.jp/guide/pga/logs/2013-0117.html