米男子ツアーがようやく開幕した。

　強風のため第1ラウンドがスタートしてもキャンセルになる繰り返しだったヒュンダイ・トーナメント・オブ・チャンピオンズ（ハワイ、プランテーション・コース at カパルア）は、予定より3日遅れた現地時間7日に第1ラウンドと第2ラウンドの競技を決行。

　落ち着いた天候の中で続けて行われた36ホール。これをリードしたのがダスティン・ジョンソン（米）だ。木曜日にプロアマでプレーして以来、一度もスタートすることなくこの日を迎えたジョンソンはショット、パットともに好調で、第1ラウンドを4アンダー69、第2ラウンドを7アンダー66とスコアを重ねて通算11アンダー。単独2位のスティーブ・ストリッカー（米）に3打差をつけ単独首位に立った。

　通算7アンダー単独3位に昨季のマスターズ王者ブッバ・ワトソン（米）がつけ、キーガン・ブラッドリー（米）、ブラント・スネデカー（米）が通算6アンダー4位タイで並走している。

　尚、大会は54ホールに短縮されており、最終ラウンドは火曜日にあたる8日午前7時15分（現地時間）にスタートする。

　昨季のツアー優勝者30人のみが出場を許された大会だからこそ何とか決行できる強行スケジュール。フルフィールド初戦となる次週のソニー・オープン・イン・ハワイ（ハワイ、ワイアラエCC）が10日に開幕するとあって、選手たちはギリギリの状態の中で戦い続けている。