暴風雨のため初日、2日目と競技が中止になり第1ラウンドがスタート出来ていない米男子ツアー2013年シーズン開幕戦、ヒュンダイ・トーナメント・オブ・チャンピオンズ（ハワイ、プランテーション・コース at カパルア）。現地時間6日の大会3日目は、雨は収まったもののピンフラッグが折れ曲がるほどの強風の中、午後12時10分（現地）になって昨季のツアー優勝者30人が1番と10番の両ティーからスタートした。ところが、およそ1時間で競技続行が不可能なコンディションとなり、再びキャンセルに。スコアはすべてリセットされ月曜日に第1ラウンドを再スタートすることが決まった。

　このような状況の中で選手たちはさすがに疲れを隠せない。「いつ始まるかわからないから食事をとる時間さえ気を使ってしまった」とイアン・ポルター（英）が言えば「こんな風の中でもスタートした方がいいだろう。テレビ中継のためにもね。ボールはどこに行くかわからないけれど見ている人にとって面白いはず。視聴率とれるんじゃない？」とブッバ・ワトソン（米）。

　時折虹が顔を出すものの台風並みの風はやまず。競技委員は「いつ中止になるかわからない」と選手たちに説明した上でスタートを指示したというがこの日も中止に。明日無事にラウンドできるといいが…。