海外男子
アンカリング禁止が正式決定! 2016年から導入開始
2013年5月22日(水)午後4:24
ゴルフの総本山R&A(ロイヤル・アンド・エイシェント・ゴルフ・クラブ)とUSGA(米国ゴルフ協会)が現地時間21日、論争の的となっていたアンカリング(パターの一部を体に固定してパッティングする方法)を2016年1月1日から禁止すると発表した。
中・長尺パターで行われるアンカリングは、ストロークが安定することからゴルファーの間で広がり、ここのところアンカリングでパッティングを行う選手のメジャー優勝が相次いだ。そんな背景の中、昨年11月にR&AとUSGAが禁止の方向を打ち出したものの、その後も賛否両論が噴出。欧州ツアーは早くから賛成の意向を示したが、PGA(米男子)ツアーとPGA・オブ・アメリカは反対の立場をとるなど、業界も真っ二つに割れていた。
アンカリングの禁止は決定となったが、中・長尺パターの使用そのものは今までと同様に認められるため、現在アンカリングスタイルの選手たちは今後、どうするのか。PGAツアー側の対応なども含めて、まだしばらくの間、注目を集めそうだ。