タイガー・ウッズ（米）が罰金164ドル（約1万4,000円）を支払うことになった。

　現地時間11月27日未明、自らが運転する車で自宅近くの消火栓と木に激突したタイガー。病院に運ばれるほどのケガを負って、3日からのチャリティイベント、シェブロン・ワールド・チャレンジ（カリフォルニア州シャーウッドCC）欠場を余儀なくされだけでなく、女性関係のスキャンダルが噴出していたこともあって、さまざまな憶測に晒されることになった。だが1日、地元フロリダ州のハイウェイ・パトロールが会見を行い、事態をひとまず収拾した。

　ハイウェイ・パトロールの責任者、シンディ・ウィリアムス氏は捜査の終結を宣言。同時に、不注意な運転をしたことを理由に164ドルの罰金と減点という結論を下したことを発表した。当面、タイガーがすべきことは免許証と自動車保険の証明書、車検証を提示することだけで、すでに11月29日に代理人によって行われているという。

　今季は米ツアー賞金王とフェデックスカップ王者となったものの、メジャータイトルは手にできなかったタイガー。自らがホストを務めるオフシーズン最大のイベントにも顔を出せないことになってしまった。とりあえず事故そのものには幕を引いたものの、これでスキャンダルが収まるとはとても思えない。2人目の子供も生まれ、公私共に順風満帆だと思われたタイガーだったが、大変なクリスマスを迎えることになりそうだ。（STATS-AP）