ローリー・マキロイ（北アイルランド）が、米男子ツアーのプレーヤー・オブ・ザ・イヤー（年間最優秀選手賞／POY）に選出された。

　ジャック・ニクラウス・アワードと呼ばれるこの賞は今季、米ツアーに15試合以上出場した選手の投票によって決められる。言い換えれば、ライバルたちに認められたことになる名誉ある賞だ。

　今季の全米プロゴルフ選手権で大会史上最大の8打差で勝利を飾った試合を始め、同ツアー4勝を挙げたマキロイは他にもアーノルド・パーマー・アワードと呼ばれる賞金王タイトルも獲得。同時に平均ストローク数も68.87とNo.1でバードン・トロフィも手にしている。

　当然といえば当然の展開だが、23歳でのPOY受賞は1997年に21歳で受賞したタイガー・ウッズ（米）に次ぐ若さとあって、今後の活躍がさらに期待される。

　年間最優秀選手賞とともにやはり投票で選ばれるルーキー・オブ・ザ・イヤーを獲得したのは、22歳のジョン・ハー（米）。2月のマヤコバ・ゴルフ・クラシックで8ホールのプレーオフの末、ベテランのロバート・アレンビー（豪）を撃破して初優勝を飾っている。さらに今年のルーキーではただ一人、これまででも5人目となるプレーオフシリーズ最終戦、ザ・ツアー選手権出場を果たしている。