来季は米男子ツアーの正式メンバーとしてプレーする石川遼とともに、他にも4人のトッププレーヤーたちがアメリカの地に乗り込むことが明らかになった。

　今季のプエルトリコ・オープン単独2位などで賞金を稼ぎ、来季の出場権を手にした石川は出場試合数が18だったことで、すでにルーキーイヤーとカウントされている。だが、2010年全米プロゴルフ選手権王者で同年欧州賞金王でもあるマーティン・カイマー（独）や欧州ツアーの飛ばし屋No.1のニコラス・コルサーツ（ベルギー）、今季のマスターズ3位タイにもなっているピーター・ハンソン（スウェーデン）、さらに今季の全米プロ単独2位のデビッド・リン（英）の4人はルーキーとしての参戦となる。

　カイマー、コルサーツ、ハンソンの3人は、歴史的逆転劇で米国を撃破した今季のライダーカップ欧州チームのメンバーでもある実力者。すでにそうそうたるメンバーが揃っている米ツアーに、欧州から押し寄せるパワーに飲み込まれず、石川がどこまで踏ん張れるのか。来季はますます興味深い戦いが続く。